病院以外で働く看護師達もまた・・

病院以外で働く看護師達もまた・・

デイサービスや介護付き有料老人ホームで派遣看護師をしていたときのこと。

 

いっちーは子供の頃から病院が大好きでした。白衣を着た人達が歩く廊下の風景。

 

殺風景なロビー。(最近はホテルみたいなたたずまいの病院が増えてきましたが…)

 

消毒薬のニオイと人間の生活臭が入り混じった、複雑な香り(笑)

 

もちろん自分が診察を受けるのは嫌いでしたし、それは今でも変わりません。

 

でもとにかく、あの独自の緊張感がたまらなくイイ!

 

看護師としてある程度の経験を積んでいたとしても妊娠・出産でしばらく臨床を離れると、急性期の現場に対する恐怖心が強くなってきます…。

 

子供の預け先(私の場合、実家の母ですが)や、家事をどうやって回していくか等、まだまだ小さかった娘を抱っこしながら頭の中でシュミレーションする日々…。

 

そういう時は、急性期の病棟でバリバリ働く自分を想像して奮い立っていたはずが、いざ派遣会社のスタッフさんとの相談が始まると、臆病な自分が出てきました(汗)

 

結局「外に出て働くこと自体に慣れるまでは、まったり働こう」と考えて、介護系施設の看護師を選んだのです。

 

介護系施設では結構ゆとりがある仕事なのに、お給料がそこそこいい職場が多い!病棟よりも時給が高いところもゴロゴロ…。

 

それなのに、施設で働く看護師さんと話していると、病棟と同じか、それ以上に看護師が続かなくて、常に新しい人で回しているような状態だとわかりました。

 

「しばらくしたら、みんな病棟に戻って行くから…」 そう話してくれた看護師さんも、数カ月後には退職して病院に戻るとのこと。

 

そしていっちーもまた、病棟勤務に戻って行くことに…。いつも心のどこかで、病院のニオイや風景を求めてしまう看護師達。

 

病院にはそんな、不思議な魅力があるような気がします。